特集 血管を知る 生活習慣病と大きく関わる毛細血管の「ゴースト血管化」

内径5μmほどの極細の毛細血管が、酸素や栄養などを細胞や組織に供給する重要な役割を果たすことはよく知られているが、加齢とともにさらに細くなり、まばらになる。このような毛細血管いわゆる「ゴースト血管」は、血流が低下し、酸素や栄養を運べなくなる。その結果、ゴースト血管周辺の細胞や組織はしだいにダメージを受け、機能が低下する。最新の研究では、ゴースト血管が糖尿病や高血圧といった生活習慣病をはじめ、さまざまな病気と関連していることが判明している。