特集 血液のしくみと働き 炎症性ストレスが原因の血小板の急減と炎症性血小板

血液細胞の一つである血小板は出血を止めるという重要な機能を持つ一方で、動脈血栓をつくる病態にも関与する。血小板の減少はさまざまな原因から起きるが、中でもウイルスや細菌感染などの炎症性ストレスは急激な減少を引き起こす恐れがある。また、炎症性ストレス下では通常とは異なる炎症性血小板が産生されることがマウスの実験で確認された。さらに、新型コロナウイルス感染症の後遺症の一因に、血小板の減少と炎症性血小板の産生が関与している可能性があるという。