「神経難病」の最新治療 筋肉が萎縮する難病ALS 克服を目指す多様な治療法

脳が発した筋肉を動かす指令は、脳幹や脊髄を通って各筋肉に伝わるが、この経路(運動ニューロンと呼ばれる)が損なわれると筋肉は萎縮し、全身の筋力が低下して運動麻痺を起こす。ALSと呼ばれる筋萎縮性側索硬化症は進行性で、呼吸や嚥下に関わる筋肉にまで及ぶと、人工呼吸器や胃ろうに頼らなければ命に関わるという。根治がかなわない難病だが、進行抑制が期待される新薬や、より効果的なリハビリ法も開発されており、治療法は進化している。