野本教授の腸内細菌と健康のお話18 「潰瘍性大腸炎」の治療にも!? バラエティに富む大腸菌

我々にとって最もなじみの深い細菌といえる大腸菌(Escherichia coli )は、ドイツの小児科医Theodor Escherich(1857~1911年)により1885年に母乳栄養児の腸内由来の細菌として発見された。我々の腸内に常在する「腸内細菌科(Family Enterobacteriaceae)」のEscherichia属に属する通性嫌気性のグラム陰性桿菌である。