特集 多様な性 性差医学に基づく薬の研究と安全性の追求

一般的な市販薬の「用法・用量」には、男性と女性の区別はないのだが、処方箋を必要とする処方薬には、男女で用量などに差があるものもある。また医薬品の開発では、不整脈の副作用の試験を必ずするのだが、性ホルモンが不整脈に関与していることから、副作用による不整脈の重篤度はおのずと男女の差が出てくる。そのため、性差医学の知見に基づく薬物治療の研究や安全性の追求が進んでいる。