細胞と遺伝子 第9回 「着床前診断」は不妊治療の光明となるか!?
遺伝性疾患と染色体転座を対象とした「着床前診断」が大きく変わろうとしている。そもそも受精卵の染色体異常は不妊の一因とされており、ゲノム検査によって判定された異常のない受精卵だけを子宮に戻すという不妊治療が可能になったのだ。臨床研究もすでに始まっている。体外受精の成功率の向上、習慣流産の減少などが期待される一方、遺伝子を調べるため、社会で議論すべき生命倫理の課題は残されている。
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