特集 ミトコンドリアの存在感 老化による機能低下を遅らせ「健康寿命」の延伸を目指す

ミトコンドリアの機能が老化で低下すると、脳卒中や神経変性疾患、心筋症、がんなどの病気を引き起こすことが知られている。このようなミトコンドリアと老化の関連は、健康寿命に関わる重要な研究テーマとなっている。老化の影響は多岐にわたり、古くなった細胞小器官やタンパク質を分解するオートファジーへの関わりも、その一つだ。オートファジーの機能低下は、古いミトコンドリアの蓄積を招き、細胞はダメージを受ける。機能低下を遅らせる物質の存在が注目されている。