医学 特集 脳と体と心 脳腸相関をコントロールする「因子」と「細胞」の存在 脳と腸が双方向で影響し合う「脳腸相関」に関わる良い腸内環境をつくることは、そう簡単ではない。しかし腸内細菌叢をコントロールして適切な状態を保つ因子の存在が明らかになり、小腸にあるパネト細胞がその因子と関わっていることがわかってきた。このメカニズムの解明によって、心身の健康にこれまでとは違う新しいアプローチが可能になるという。