社会 特集 気候変動と健康リスク 統計学で読み解く気候変動とメンタルヘルスの因果関係 気候変動は体に限らず、精神や心にも大きく影響している可能性が、経済統計学と呼ばれる学問領域でのアプローチから浮かび上がってきた。地球温暖化や自然災害は、メンタルヘルスを悪化させ、結果、うつ病などの精神疾患が増加することが示唆されている。気温の上昇に伴い犯罪率が上がるというデータもある。WHOは、気候変動がメンタルヘルスに深刻なリスクをもたらすと指摘している。気温上昇を抑制する対策とともに、心身の健康を支援する医療体制が求められる。
医学 特集 脳と体と心 脳腸相関をコントロールする「因子」と「細胞」の存在 脳と腸が双方向で影響し合う「脳腸相関」に関わる良い腸内環境をつくることは、そう簡単ではない。しかし腸内細菌叢をコントロールして適切な状態を保つ因子の存在が明らかになり、小腸にあるパネト細胞がその因子と関わっていることがわかってきた。このメカニズムの解明によって、心身の健康にこれまでとは違う新しいアプローチが可能になるという。
医学 特集 脳と体と心 〈巻頭インタビュー〉心身の健康と関連するニューロンの新生 ニューロンは長年、発生期以降は脳内で作られないとされてきた。しかし2000年代になりニューロンは新生することがわかった。その後、PTSDなど心の病との関わりを探る研究も増え、ニューロンの新生と心身の密接な関連性が解明されつつある。つまり体の健康がニューロン新生に大きく影響しているともいえ、認知症への希望の光となるかもしれない。適度な運動、食事、睡眠、リラックスはやはり大切だ。