社会 暮らしの科学 第75回 ハイキングの極意は楽に! ゆっくり! 新緑がまぶしい季節だ。気軽に自然に触れてみたいと思う読者も、多いのではないだろうか。近くの山でハイキングを楽しむのは、健康にも良さそうだ。ところが、その“歩き方”によって、得られる健康効果は大きく変わるという。
社会 暮らしの科学 第74回 電池を上手に使って適切に処分しよう! 私たちの身の回りのいろいろなものに電池が使われている。今回はその中でもリチウムイオン電池に注目した。電池の仕組みや上手な使い方、そして適切な処分方法とその理由まで探ってみた。
社会 特集 被災地の伝えられない現実 「トイレ」の劣悪な環境は命と尊厳に関わる深刻な問題 インフラにダメージを受けた被災地では、汚物を通常通り流すことが困難になるためトイレが使えなくなり、至る所で大小便・トイレットペーパーなどの汚物があふれ、用を足す場所を求めて右往左往する —— 大災害ではこのような惨状が必ず起きる。人の命と尊厳に関わる重大な問題なのだが、トイレを使えないという状況が想像しにくいため、深刻さがなかなか伝わらない。しかし、災害はいつやってくるか分からない。「トイレ問題」を自分事として捉え、日頃から備えることが大切だ。
社会 特集 気候変動と健康リスク 経験則はもはや通用しない! 社会一丸となった適応策が急務 過去の事例に基づく対策はもはや通用しない——。今や気候変動による災害は想定を上回り、人間社会が受容できる閾値をも超えている。この現実にわれわれはどう備えたらいいのか。気候変動への適応策を推進するための法律「気候変動適応法」には、行政や企業、国民が一丸となって適応策を推進することが明記されている。次世代が快適に生活できるようになるためにも、効果的な適応策をただちに講じなければならない。科学的知見に基づく取り組みが各地で進められている。
社会 特集 気候変動と健康リスク 統計学で読み解く気候変動とメンタルヘルスの因果関係 気候変動は体に限らず、精神や心にも大きく影響している可能性が、経済統計学と呼ばれる学問領域でのアプローチから浮かび上がってきた。地球温暖化や自然災害は、メンタルヘルスを悪化させ、結果、うつ病などの精神疾患が増加することが示唆されている。気温の上昇に伴い犯罪率が上がるというデータもある。WHOは、気候変動がメンタルヘルスに深刻なリスクをもたらすと指摘している。気温上昇を抑制する対策とともに、心身の健康を支援する医療体制が求められる。
社会 特集 気候変動と健康リスク 生活習慣病のリスク要因は数珠つなぎ的に悪化していく 生活習慣病はさまざまなリスク要因が絡み合っており、気候変動はそのリスクを悪化させる。例えば、糖尿病患者は心疾患・脳血管疾患や腎臓病などの複数の生活習慣病を合併する可能性が高いとされているが、気候変動の影響が加わることでそれらのリスク要因が数珠つなぎ的に悪化し、生活習慣病の増加が加速化する―。酷暑環境下での身体活動の減少や睡眠障害も、心血管疾患はじめ、さまざまな疾患のリスク要因となる。生活様式を変えざるを得ない状況になってきた。
社会 暮らしの科学 第70回 夜空を眺めて涼む。いざプラネタリウムへ! どこかに遊びに行きたいが、外は暑い。涼しくて、楽しい所はないか? そうだ、プラネタリウムに行ってみよう! 今回は私たちを星空に案内してくれる施設、プラネタリウムの魅力を通して星の世界を探ってみた。
社会 暮らしの科学 第69回 部屋干し? 外干し? しっかり乾かす方法 洗濯は日常的な家事だ。洗濯機に放り込むだけだと思っている人がいたら、それは大間違いだと指摘したい。きれいに洗うのも、しっかり乾かすにも、家事の担い手の手間がかかっているのだ。今回は、干すことに焦点を当て、上手な乾かし方を究めてみた。
社会 暮らしの科学 第67回 寒くて長い冬の夜は体の芯から温まりたい! 季節の植物を湯船に浮かべるのは、端午の節句の菖蒲湯と冬至の柚子湯だけかと思っていた。ところが、新年にもそんな季節の行事があり、不老長寿の象徴として知られる松の葉を用いると、体が芯から温まるという。今回は東洋医学の視点から、薬湯を探究してみた。
社会 特集 ゲノム編集の真実 無花粉化で花粉症は減少か⁉ 期待される人とスギの共生 日本で、ブタクサやスギ花粉を原因とするいわゆる花粉症が初めて報告されたのが、1960年代。以来、有病率は年々増加し、今や日本の「国民病」と呼ばれるようになった。なかでもスギ花粉症が最も多く、約4割の日本人がスギ花粉症に悩まされている。しかしスギは国土保全や生活に欠かせない資源のため、林野庁は花粉の少ない品種の開発に努めてきた。今では、ゲノム編集技術を用い、花粉をまったく出さない品種への改良が進んでいる。人とスギの共生が期待される。