社会 特集 気候変動と日本の食 ルポ 海洋大国日本ならできる! ブルーカーボンCO2吸収作戦 日本沿岸には多くの海藻類が繁殖する、藻場が広がっている。魚介類の育成の場となることから日本では「海のゆりかご」とも称される藻場は、実は大気中のCO2を吸収・貯留するブルーカーボン生態系として注目されている。ブルーカーボン生態系をCO2の吸収源として活用すると同時に、漁業を発展させようとするプロジェクトがスタートした。海藻を食べるという食文化を持ち、海藻に関する科学的知見の豊富な日本だからこそ成し得る温暖化対策に期待が高まっている。