医学 〈シリーズ〉がんから身をまもる 第2回 進化する「予防・検査・診断」 最大60%の予防効果! 生活習慣改善のすごさ がんは、損傷したDNAを持つ細胞が修復されずにたまることが原因だ。DNAは簡単に傷つくため、私たちは “がんの芽”を常に持っている状態だという。しかし体には傷ついた細胞を排除する仕組みが備わっていて、簡単にはがんにならない。がんになるかどうかにはさまざまな要因が絡むが、生活習慣の影響が極めて大きい。がんの多くは生活習慣の改善で最大60%の予防効果が得られ、残り40%のほとんどは早期発見で対応できるという。がんを遠ざける確かな方法が分かってきた。