生物 特集 ミツバチの世界 ニホンミツバチのゲノム解析がミツバチの減少抑制につながる! ミツバチの数が減っている。特に養蜂の主力であるセイヨウミツバチの減少が著しい。さまざまな原因が推察されるが、その中で直接的な影響を持つものに、ミツバチヘギイタダニが媒介する病気と天敵スズメバチがある。一方、日本の在来種であるニホンミツバチは、ダニに対する耐性があり、さらにスズメバチを撃退する熱殺蜂球と呼ばれる手段を有する。ニホンミツバチの遺伝子解析は、本種の保全、さらに、ミツバチの品種改良へと応用できる可能性があるという。